親子に寄り添う知育サービスの全面リニューアルを支援

NTTドコモは、2013年から提供が開始した「dキッズ」について、ユーザー体験のさらなる向上を図るため2021年に全面デザインリニューアル。フラーは、リニューアルの企画立案から保護者と子どもそれぞれの体験設計、機能やデザインといったアプリの仕様策定まで、開発を除く幅広い業務でNTTドコモと共創いたしました。

ユーザー規模の急速な拡大を背景に、NTTドコモはこれまで以上にUI・UXを高め、親子のためのサービスとしてさらなる成長を図るべく「dキッズ」の大幅なリニューアルを決定しました。そんな中、フラーは子ども向け動画アプリをはじめとするデジタルパートナー支援で培った経験と実績を生かし、NTTドコモの課題や目指す姿に寄り添った支援を展開。調査分析から制作進行まで伴走いたしました。

フラーのもの創りは、「当事者意識」を持ってまず現場に自ら赴くところから始まります。今回は、親と子どもの気持ちに寄り添ったデザインとは何かを探るため、子どもがいるフラーメンバーに実際にアプリへ触れてもらい、その様子を確かめることからスタートしました。

子どもたちの素直な反応からは「実際のアプリでどんな操作をするのか」「どのような反応をするのか」などの、データだけでは決して見えてこないユーザーのインサイトを見出すことができ、多くの気づきを得られました。

また、フラーのデジタル支援はUI／UXや開発にとどまりません。ユーザーに愛着や親しみを持ってアプリを利用してもらうために重要なビジュアル要素である「キャラクター」のデザインも、フラーが手がけました。

具体的には、サービスのトップ画面などのシーンで登場するdキッズアプリのオリジナルキャラクターを、フラーのデザイナーがゼロから製作。アプリをとりまく“楽しさ”をも含むユーザー体験の向上にあらゆる側面からお手伝いしました。さらに今回のリニューアルに際し、フラーは「dキッズ」の紹介冊子の制作も担当させていただきました。

アプリのさらなる成功を実現するため、フラーはリニューアルしたdキッズのローンチ後も継続してNTTドコモへのデジタル支援を展開。グロースに向けた戦略策定にも積極的に関わり続けています。